【詳細解説】モダンなチーム開発を支えるツール活用 1.2

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シリーズ目次



 

全体計画からバックログ項目化


前回、企画書からバックログ項目を作る方法を見ていきました。今回は、もっと大きな事業計画、サービス計画からバックログ項目を作り出していく方法を見ていきます。ここで活用するのが、Portfolio for JIRA (旧名称 JIRA Portfolio) と JIRA Software です(Portfolio for JIRA は、JIRA Software のアドオンです)。

今回のカバー範囲

今回のカバー範囲



Portfolio for JIRA では、エピックより大きなイニシアティブから取り扱うことができます。また、大きな特徴として、まだ課題としてユニークなIDが付与されていない項目を取り扱うことができます。

例えば、「仮にこういうバックログ項目があったら」とか「まだふわっとしたあいまいなものだけど、何か残しておかないと」といったものも気軽に追加していくことができます。もちろん、後からバックログ項目としてユニークな課題IDをつけていつも通りに運用するようにできます。この構造は、Portfolio for JIRA の3要素である、「バックログ」、「チーム」、「リリース」にも該当します。例えば、「チーム」なら、「こんなチームがいてくれたら計画通りに、、、」「いざという時はこの人的リソースを借りることもできる」といったものも計画の中に組み込んでおくことができるということです。

先に述べたように、Portfolio for JIRA では、3つの要素で全体の計画を立てつつ、この要素の観点からプロジェクトの現状を把握しながら、機敏に計画の変更を行うことができるように設計されています。

さて、では、実際に、Portfolio for JIRA で “仮の” バックログ項目を追加しているところを見てみましょう。

バックログ項目を仮に追加していく

バックログ項目を仮に追加していく



ここで、追加している「Web API 対応」と「Web Socket 対応」というバックログ項目は、まだ  JIRA の課題として識別されていません。これが便利なところです。

では、これを JIRA で識別できるようにしましょう。画面下部にでているプロジェクトの状況を考えながら十分に議論して、計画に盛り込むと決めたならば、以下の操作を行うだけです。

仮のバックログ項目を正式なバックログとして登録する

仮のバックログ項目を正式なバックログとして登録する



もちろん、すでに存在しているバックログ項目を Portfolio for JIRA の全体計画の中に取り込むといった逆のこともできます。

単なる全体計画なだけでなく、JIRA による実測駆動な現状把握を全体計画にまで伝搬させることができるソリューションでもあります。

開発チームだけでなく、ビジネス事業計画や大きなシステムの全体計画にもアラインしたチーム開発は欠かせないポイントでもあります。

次回


次回は、実際に稼働しているサービスについてのユーザーフィードバックをいかに収集しやすくして、それをバックログ項目として反映させるかについて見ていきましょう。

とはいえ、ニーズがなければ続きませんので、ぜひ忌憚のないフィードバックを下されば幸いです。メッセージでなくても、「いいね」やツイート、リツイート、ブックマークでも構いません。


 

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