Web自動テスト SWAT と JIRA の連携

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興味深い Web アプリの UI テスト自動化ソリューションと JIRA 連携の紹介です。

 

SWAT


SWAT は、SmartekWorks さんが提供している Web アプリ UI テスト自動化ソリューションです。詳しくは、以下に、その方式や動画デモ、チュートリアルの体験とありますので、興味ある方は見てみてください。

SmartekWorks SWAT


私が、SWAT の面白いと思ったポイントは、

  • キャプチャ&リプレイではない
    キャプチャではなく、画面仕様とそのオペレーションをシナリオとして構成していきます。それをもとに実際の Web アプリでリプレイ (自動実行) し、検証する仕組みで、彼ら独自の技術を使っているそうです。
  • エンドユーザー指向
    画面仕様や、Web アプリのふるまいをテストシナリオ化していくので、従来のエンドユーザーさんと開発ベンダーで開発初期から詰めていたものをそのまま活かしていくことが見込めます。
  • 月額利用かつ、画面数
    サービスの提供形態が、ユニークです。この手のツールは、初期費用がかさんだり、利用可能なユーザーや人数が限定されてしまうものが多いですが、月額料金でかつ、画面数に応じた利用料金設定というのは面白いです。

のあたりですね。キャプチャ&リプレイではなかなか難易度が高かったりした現場でも活用できるかもしれません。

 

SWAT と JIRA


実は、マリノスタウンのアトラシアン オフィスにて、SmartekWorks さんにお越しいただき、SWAT および、SWAT と JIRA のデモを見えてもらいました。SmartekWorks の代表の鈴木さんは、もともとラショナル時代の同僚 (先輩) でもあり、アトラシアンのビジネスモデルやソリューションにも関心を寄せてくださっていて、JIRA との連携もいち早く取り組んでいただきました。

SWAT は、自動テストソリューションですが、簡易的な課題管理の仕組みも提供しています。その課題管理の部分を SWAT の簡単な設定変更により、JIRA に変更することができ、それだけではなく JIRA ならではのよさを生かした課題追跡と管理がシームレスに行えるようにしてくれています。

また、JIRA 連携は、オンプレミスの JIRA だけではなく、オンデマンド (SaaS) の JIRA にも対応しています。SaaS のサービスである SWAT と  JIRA の連携はとても興味深いです。

ではここからは、画面ショットを提供いただいているので、それをもとにご紹介していきます。

 

課題の作成


SWAT課題作成①
SWAT では、テストシナリオに基づいたテストの自動実行をクライアントの実機または、AWS 上のクラウドテスト環境で行い、結果を得ることができます。

成功か失敗の判断を結果を見ながら判断することができるようになっています。この時に、課題として登録したり、関連していそうな課題を洗い出したりすることができます。

JIRA と連携しているとこの「課題を作成」を選択すると、必要最小限な入力で課題を起票することができます。

 

課題の起票


SWATからJIRAへ登録反映②
SWAT が持っている従来の課題管理の登録画面で、タイトルと説明を入力するわけですが、テストケースや、実行結果などは自動で記録される仕組みになっています。

ここで、「保存」すると JIRA と連携設定されている場合は、課題が JIRA に自動的に保存されます。

 

JIRA での課題の確認


保存された課題は、シームレスに JIRA の画面に遷移し、内容を見ることができます。

JIRAで登録確認③
あとは、従来通り JIRA で課題を追跡、対処することになります。この際に、SWAT 側の実行結果へのハイパーリンクが自動設定されているので、この課題のテスト結果を知りたい場合は、リンクをクリックすることで SWAT にシームレスに遷移し、しることができるわけです。

JIRAからエビデンス確認_リンク先へ④
 

JIRA から SWAT へ結果の確認


JIRA⇒SWATへ⑤
テストの結果にアクセスができます。ここから「エビデンスの確認」をすると、より詳細な画面遷移や、画面キャプチャした画面をみることができます。

SWATエビデンス確認⑥
 

シナリオから JIRA 課題を追跡


SWATからJIRAへ関連課題確認⑦
シナリオからも関連する課題を追跡できます。

JIRA上関連課題確認⑧
関連課題は、自動で、JQL により、関連するものだけが抽出されています。これを保存しておけば、自分がウォッチしたいシナリオについての課題の状況をいつでも知ることもできるわけですね。

 

今後の期待


SWAT と JIRA の連携については、設定が非常に簡単でした。画面ショットはありませんが、設定に URI の記載をするだけです。

今回見せてもらったものは、

SWAT テスト結果 ⇔ JIRA 課題




SWAT シナリオ → JIRA 関連課題


の連携でした。

今後に期待したいのは、SWAT がせっかくのシナリオ駆動、ふるまい駆動なテスト自動化ソリューションなので、JIRA でのバックログ管理、受け入れテスト駆動開発におけるテスト自動化ソリューションに発展してくれればなと思います。Git Essentials  のように JIRA を中心にして Git でのバージョン管理による開発ワークフローの構築と実施、Bamboo による継続的インテグレーションと自動デプロイメントが行える Atlassian ソリューションと SWAT が組み合わされることで、テスト対象の明確化、シナリオの意図と意思決定、進捗の明瞭化による効果は計り知れません。

これらをシナリオという誰もがわかりやすい単位から扱えるソリューションとして今後の SWAT の発展とアトラシアン製品との連携に大いに期待したいと思います。

説明、デモをしてくださった、SmartekWorks 鈴木さん、金さん、ありがとうございました。

 

いろいろご紹介ください


他にも面白いソリューションやアトラシアン製品との連携などありましたら、ぜひご紹介ください。このブログで紹介をさせていただきます。

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